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RZ250 2004/08
テールランプのLED化

長い年月で劣化した電装系故に信号待ちなどでアイドリング状態のままヘッドライトを点灯しながらウインカーを点滅させていると、気が付くとウインカーの点滅が停止して点灯したままになることがある。
これがブレーキを握って(踏んで)いるかで動作が変わるので気になって仕方ない。
そこで、消費電力の軽減を狙ってテールランプのLED化を行った。

GPZ900Rではテールランプの基板から自作したが、RZ250にはM&Hマツシマの超高輝度LEDバルブ L713R&Wを使用した。
理由は単純に今や貴重な純正のリフレクタを壊したくなかったからだ。
L713R&Wはノーマルの電球と入れ替えるだけの構造になっており、5φの赤色LEDが10個に3φの赤色LEDが4個、それに3φの白色LEDが2個実装されている。(このライセンスランプの向きは車種によって違うので購入前に確認が必要)

RZ250に装着してみると以下の事象が発生した。

1)ライトをOFFにしてもテールランプが淡く光る(ブレーキランプは正常に点灯する)
2)メーターボックスの玉切れランプが点灯したままになる

上記2点の問題を解決するには若干の配線変更が必要だった。
それ以外は必要にして十分、手軽さを考えたら自作するのは時間と金の浪費とも思えるくらいに簡単だった。

詳しくはこちら → RZ250のテールランプをLED化


使用したM&Hマツシマの超高輝度LEDバルブ L713R&W
W球だがライセンスランプ用に白色LEDが2個ついており、ナンバープレートの方向を向いて横を照らすようになっている。(画像の中央、黒いボンドのようなものが付着しているのがナンバー用白色LED)

RZ250のテールランプに装着した状態。
LED部の直径がノーマルの電球よりも大きいので反射板に接触しないか危惧されたが、難の問題も無しに装着できた。

ライトをONにして尾灯を点灯させた状態。
RZ250のテールユニットに使用されている反射板はメッキ加工されて鏡面っぽくなっているのでLEDの淡い光をかなり反射してくれる。

ブレーキランプを点灯させた状態。
ノーマルの電球と比べたら光の全体量は少ないように見えるが、真後ろにまわって見ると直進製の強いLEDの光でブレーキランプの点灯がはっきり分かると思われるレベルだった。
願わくば、もう少し明るいLEDのほうが安心感が出るだろう。