■LEDテールランプの製作 v.3.0■
■過去バージョン■ Version1.0
最初に製作したLEDテールランプは使用するLEDの数も未知数のためにユニバーサル基板を試作品と位置づけで使用した。配線も部品同士をリード線等で説属する為に振動等に非常に弱く、耐久性は最初から期待していなかった。
LEDにはTAIWAN OASIS TOL-50aURsCEsをメインに使用したが、部分的に東芝 TLRE180APも使用していた。ライセンスランプには日亜化学工業 NSPW310BSを4個使用した。
LEDが実装された基板
基板裏の配線
電源管理は三端子レギュレータと定電流ダイオードの2つを併用、後尾灯と制動灯の2系統が独立した構造となっている。
基板の固定方法については基板をテールレンズで押さえつける方法にしため、支柱が点灯時に影を作ってしまう結果となった。
また、ライセンスランプもメインの基板自体がテールユニットに沈み込む形となることから、基板をL字型に固定した。
テールユニットに納めた状態のLED基板
組み込む直前の状態
この初回製作バージョンは装着した後、すぐに断線してしまい作り直すことになり、装着期間は2週間程度と非常に短命なものとなった。
点灯状態
【Version1.1?】
次に製作したのは基板上に出ていた三端子レギュレータ等の電圧管理部分とLED部分を分けて2枚基板構成にした。
LEDなどのパーツは全て流用する形にして新たに揃えた物はリード線とユニバーサル基板・セラミック抵抗以外ほとんど無い。
定電流ダイオードはライセンスランプのみに使用し、赤LEDにはセラミック抵抗のみで電流制御を行った。
完成した電源部分が別となったLEDテールランプ
大きな変更点は基板の固定方法変更と、電源部分の分離だ。
テールレンズとベースを固定するネジを利用する方式にしたことと、電源部分を別基板としたことだ。
基板の固定方法はテールレンズで支柱を押さえつける方式から基板両端にテールレンズを固定するネジが通過する穴を開け、テールレンズとテールユニットで基板を挟んで固定する形とした。
電源部分についてはLED基板の両端に置いていた三端子レギュレータをはじめとする電圧制御部分を別基板にして、基板を2枚構造とした。
テールレンズに納めた状態の基板
ネジ穴部分を拡大
後尾灯と制動灯は別系統として配線を引き、ライセンスランプはLED基板に統合した。
LED基板そのものの面積が増えたためにテールレンズ全体が光るようになった。
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後尾灯のみ点灯
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制動灯点灯
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ユニバーサル基板を使用したままだが、3ヶ月後に断線が発生。
断線を機会にプリント基板を使用したバージョン2の製作にとりかかった。
テールレンズを装着しての後尾灯点灯
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