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GPZ900R 2011/04
ニュートラルスイッチ交換

GPZ900Rは1999年製なのでヘッドライトは常時点灯、その為、信号待ちなどを考慮してギアがニュートラル時にはヘッドライトを「減光」させるパーツが装着されている。(※完全に消灯させてしまうと問題ありだが、減光ならば問題なしという見解のようだ)
ところが、数年前からギアをニュートラルに入れているにも関わらず、減光されていたヘッドライトが突然明るくなったかと思えば再び暗くなるという事象が出ていたので配線を外していた。

去年の後半はニュートラルインジケータの表示もチラチラし始め、いよいよスイッチが限界か(いや、とっくに限界なんだが…)という感じだったが、減光ユニットは切り離してあるし、つま先の感触でニュートラルに入ったのがわかるからと放置して約半年。
3月11日の地震発生した翌々日の3月13日に発注していたパーツが届いた…が、とても野外で作業する気になれず更に放置すること2週間を経て作業に取り掛かった。

ニュートラルスイッチはエンジン左側のオイルレベル確認窓の左側にあるのでエンジンオイルを抜いてから交換するのが望ましいのだが、思いっきり手を抜いてオイルそのままで実施。
右手に新パーツを持ち、左手で旧パーツをまわして外すと同時に素早く新パーツを装着してオイルが流れ出るのを最小限に留めるという超手抜き手法。

新旧パーツ比較をすると頭でわかっていたが目で見て実感、トランスミッションから伝達されるニュートラル時の電気信号を受け止める先端部が見事に磨り減ってしまっている。
ここまで磨り減ってもニュートラルのインジケータがたまに点灯するのは驚きだ。
新パーツを装着後はニュートラル時のインジケータ点灯に問題がある訳も無く、配線から切り離していたヘッドライトの減光ユニットも再接続して問題が無いのを確認。
あー、メーターパネルのインジケーターが普通に点灯するのって幸せ。