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GPZ900R 2000-05
モリワキ スリップオンサイレンサー装着
GPZ900R モリワキスリップオンマフラー

モリワキスリップオンマフラーGPZ900R純正マフラーの状態でもパワー的には不足を感じていなかったのだが、Yahoo!オークションにてモリワキのスリップオンサイレンサーが安く出ていたので入手。
フルエキは価格的にも少々厳しかったのでサイフに優しく、且つ、ノーマルマフラーよりは排気音を少しだけ楽しめるサイレンサーのみの交換となった。
スリップオンマフラーには他にも幾つか製品が出ているが、カーカー製は爆音と聞くことが多く、爆音は不要なので純正サイレンサーよりも少しだけ排気音を出したいとなるとネットで得られた情報はモリワキあたりに落ち着く結果となっていた。
しかも、モリワキとカーカー以外の他社製品は中古でも姿を見かけることはなく自然とモリワキ製のスリップオンになるしかないという消去法的な面も強かったのは確かだ。

届いたスリップオンマフラーは単体で持つと流石にズッシリと重みがあり、リベット打ちされたサイレンサー部分はZZR1100の純正サイレンサーかと思うほど大人しいデザインだ。
ジョイント部分のパッキングなどは一切無く本当にリプレイスするサイレンサーのみだが、確か1万円ちょっとの金額で入手出来たことを考えれば仕方ないと割り切っていた。

GPZ900R+モリワキスリップオンマフラー装着後、エンジンを始動すると純正サイレンサーと比較すると確かにアイドリング時の音から変わったと感じるが、それはあくまでもノーマルマフラーと比較しての話であり、ZX-9Rなどのノーマルマフラーと比較すると低音の響きなどで静か感じるレベルだ。
装着後のガタつきや排気漏れなど確認をしに自宅近くを軽く流してみるが純正ルサイレンサーと比較して音が太くなったと思うのは5000rpmあたりまで(3000rpmを中心に…と言ったほうが正確かもしれない)、パワーバンドに入る6000rpmから上は音の抜けが悪いと感じるようになり、排気音よりもエンジン自体からのメカノイズなど大きく聞こえるなどノーマルサイレンサーと大きな違いは感じない。
よく雑誌などで「低速のトルクが向上…」などと書かれる場合もあるが、正直言ってこのレベルではパワーの差を感じるとは言い難く、更に私の鈍い感性を加えるとノーマルサイレンサーと比べて低回転時の排気音以外に差を見つけることが出来ない。
しかもチタンなどの軽量素材を使用したフルエキとも違いマニホールド部分は重たい純正パーツを残したままなので車重が軽くなったとも思えず、雰囲気を味わう程度と割り切ることにした。


GPZ900R+モリワキスリップオンマフラー

交換中の風景。
スリップオンクラスでも純正サイレンサーと比較すると重さは大きく違っていた。
それでもエキパイ部はノーマルのままなことから、全体の重さに関してはチタンマフラーなどにする必要があると思われる。


GPZ900R+モリワキスリップオンマフラー

スリップオンサイレンサー装着後の様子。
雰囲気的にはZZ-Rシリーズのノーマルサイレンサーに似ている。
2本出しマフラーも悪くはないと"この時は"思っていた、フルエキタイプのマフラーを入れるまでは…