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ミズホ通信 7MHz SSB/CW RECEIVER RX-100

MIZUHO 7MHz SSB/CW RECEIVER RX-100

MIZUHO RX-100

MIZUHO RX-100 RX-100はミズホ通信が1980年頃に発売した7MHz専用の受信機。(正確な発売時期は不明だが、1980/10の雑誌にRX-100の製作記事が存在するので、少なくとも1980年には存在していた)
シングルスーパー方式を採用し7.00MHz〜7.1MHzの受信範囲でSSB/CWの復調が可能となっているが、プリミックスVFOを採用していることによりピコシリーズのようなバンド切り替えスイッチは存在しない。
基板は主要部分が調整済みなので購入者は基板と各部品の配線を行うだけというセミキット方式が採用され、製品自体は単なる受信機だが基板上に周波数カウンターおよびトランシーブ基板用の出力端子が存在し、QP-7などのような送信部と組み合わせてトランシーバー化することも可能な設計になっている。このステップアップしてハードウェアを無駄にしない趣向はミズホ通信(高田OM)の思想が強く反映された面だと感じる。

MIZUHO RX-100 フロントパネルはSメーター/アッテネータ(ゲインコントロール)/電源スイッチ兼AFゲインコントロール/周波数調節ツマミ/パイロットランプ(パネル右上、メーターの右側、このRX-100では部品が装着されずに○印の印刷だけがある)が配置される。
ケースは天板が無く内部がむき出しとなっているが、その狭い内部に基板、エアバリコン、スピーカー、電池ボックスがぴったりと納まる。(天板などについては自分で部材を用意して作るのがあたりまえの時代でもあった。)
実際に受信可能な周波数帯はデジタル回路ではないことで7.00〜7.1MHz以外の周波数を受信範囲とすることが出来、入手したRX-100は6.8MHz〜7.2MHzの幅で受信できる状態だった。
感度については経年変化もあるのか鈍いと感じることが多く、5m程度のロングワイヤーでは満足な感度とはいえなかった。(比較対照はMX-7S/TH-F7/FT-817の3機種)


MIZUHO RX-100 背面から

本来はアンテナ端子だけが配置されるのみだったが、前オーナーが電池ボックスを外部に出す為にモノラルジャックが増設されている。

MIZUHO RX-100 横から

基板は1枚、キットはこの完成・調整済み基板をケース内に取り付けてスピーカーやメーターなどの配線をするのみとなっていた。

MIZUHO RX-100 エアバリコン

当時は普通、今は貴重な単連エアバリコンが採用されている。
見た目から判断するに15〜20PF程度の容量だろうか?(不明)

MIZUHO RX-100 基板上の空きパターン

RX-100を単なる受信機からトランシーブ可能な送受信構成へステップアップさせる為のパーツなどを装着するらしい。


[ RX-100 取扱説明書 ]

ミズホ通信の7MHz SSB/CW RECEIVER RX-100 の取り扱い説明書です。
掲載にあたってはミズホ通信(株)の高田OMより承諾を得ております。

 利用に関して当方では責任を負いませんし、また、ミズホ通信に迷惑のかからないようお願いします。
 また、取り扱い説明書およびファイルの著作権はミズホ通信にあります。
 業務利用や利益を伴うなど個人の趣味の範疇を超える利用に関してはミズホ通信へ確認を取るようお願いします。

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RX-100 rx-100_h.pdf
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rx-100_l.pdf
464KB


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