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ミズホ通信 ピコトラ用小物パック PM-1

MIZUHO Accessories Kit PM-1

MIZUHO PM-1

MIZUHO PM-1 ピコトラのオプションとしてBNC←→M型変換プラグ・ベルトフック・DC-DCコンバータが一緒になった小物パックPM-1が販売されていた。
ベルトフックはピコトラ本体に取り付けられたままの姿を見かけることが多く、DC-DCコンバータも単品で中古品を見かけることがあるが、PM-1として3つ一緒になった形で出会うことは滅多にない。
このBNC-M型変換プラグはピコ専用という訳ではなく、普通に無線屋で売っているものと同じだ。
唯一、ミズホ通信製であることががはっきりと分かるDC-DCコンバータのみがオークションなどで出品されることがあり、一時期の私はDC-DCコンバータがPM-1だと勘違いしていたことがあった。
そのDC-DCコンバータだが、中身は非常に簡単な仕組みとなっており、どうやらピコシリーズの取説にあるDCコンバータ回路を基本としているようだ。しかも、ケースは両面テープで組み合わされており、無理矢理に剥がすと見えてくるのは三端子レギュレータが1個、ダイオード3個、コンデンサ3個だけというシンプルな構成だ。取説に記載されたDCコンバータ回路図よりコンデンサとダイオードが1個づつ多いが、予想の範囲ではダイオードが逆接対策、コンデンサがノイズ対策と思われる。
回路的にはピコトラ専用という訳ではなく、ミズホ通信謹製という価値以外には敢えて入手するメリットが無いものと思われる。(それでも欲しくなるのが人の性というもの?)
MIZUHO PM-1 BNC-M型変換プラグ

ピコトラのアンテナ端子であるBNCをM型コネクタのケーブルで使用するための変換プラグ。
うろ覚えの記憶だが、現在では200円程度しかしないBNCコネクタだが、1980年代前半は1000円ほどする高額のパーツだったような気がする。(店を変えれば安いのがあったのかもしれない)

MIZUHO PM-1 ベルトフック

ピコトラの背面に取り付けるものだが、大半のピコトラが取り付け用の穴の場所に装着水晶の周波数を書き入れるシールが貼ってあり、気が付かないこともある。
現在ではピコトラのサイズもハンディとしては大柄な部類なので、ベルトフックを活用する場面は無いのかもしれない。(当時は十分に小型と言える大きさだった)

MIZUHO PM-1 DC-DCコンバータ

中古品でも見かけることが多いDC-DCコンバータ。
「ミズホ」というブランドに拘る人は欲しいのだろうが、中身は簡単な回路が入っているのみ。

MIZUHO PM-1 入力13.8Vに対して9Vの出力となる。
MIZUHO PM-1 ケースは両面テープで固定されている。
中はご覧の通り簡単な構成だと言うことが分かる。
MIZUHO PM-1 三端子レギュレータは7808が使用されいる。
このレギュレータは完全にモールドされていないので、固定されているケースとの間には絶縁マイカが挟まっている。
MIZUHO PM-1 セラミックコンデンサは0.1μF、電解コンデンサは220μF/16V、ダイオードは1S1588と10D1?あたりが使用されている。
MIZUHO PM-1 遊びでピコトラの取説に記載された回路を用いて似たようなDC-DCコンバータも作ってみた。
使用したケースはPM-1のDC-DCコンバータより一回り小さい製品を秋葉原にて調達した。
洒落でシールも作製してみたが、これはピコトラの電池ホルダーシール作製時に余ったスペースを利用したものだ。
MIZUHO PM-1 三端子レギュレータはPM-1のDC-DCコンバータと同じ7808、ダイオードは1S1588、電解コンデンサ100μF/16Vとマイラーコンデンサ0.1μFを1個づつ、入力と出力の両方に配置した。
配線には基板を使わず空中配線とし、ケースの内側には短絡防止のためにビニールテープが貼ってある。(手抜き処理)

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