PL-14Sは14MHz帯をカバーするピコ14S専用の10Wリニアアンプで、入力2Wに対して10Wを出力する。 一時期はMX-14Sそのものが「レア」的な扱いをされることがあったが、SUNTECへの委託製造を行うようになってからは比較的多くの台数が市場へ出たこともあってか、中古市場でも周辺機器であるリニアアンプ[PL-14S]の姿を見かけることが比較的多くなったと言える。 14MHzはHF帯の中でもDXが多いことと日本では2アマ以上のライセンスが必要となることもあってか、本体+リニアアンプのセットで購入されることが多いように見受けられる。 国内だけなら2WでもQRPとしてなんとかやれるかもしれないが、OverSeaを狙うとなると良いロケーションに効率の良い大型アンテナがどうしても必要になるのでリニアアンプで多少の底上げが望まれたのかもしれない。 それはピコトラ本来の使われ方から少し逸脱した使われ方だと思われるが、10W程度のアンプであれば移動先の車から電源を供給してもバッテリーへの負担は少ないと思われるので必要とした人も居たのだろう。 このリニアアンプ PL-Sシリーズは基本的に一つの回路をベースにL/C/Rの定数などを変更して各周波数に対応させていることから、PL-14Sは7MHz帯のPL-7Sと21MHz帯のPL-21Sの中間的な設定となっている。(途中にPL-18Sが存在するが、7MHz分の周波数を上下すると7MHz/21MHzになるので正に[中間]と言える) [ PL-14S 取扱説明書 ] ミズホ通信のMX-14S用リニアアンプ PL-14S の取り扱い説明書です。 利用に関して当方では責任を負いませんし、また、ミズホ通信に迷惑のかからないようお願いします。 ・PDFファイルの閲覧にはアドビ社のAcrobat Reader(R) Ver.5.0以降のソフトウェアなどが別途必要です。
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