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OM-6は初期のピコトラ向けに存在したSメーター/RIT/ノイズブランカのオプションパーツキットとなる。 ピコ6Sが発売されて間もない頃、キット形式であったMX-6S(K)にはOM-6の内容が含まれておらず、Sメーター/RIT/ノイズブランカの機能を必要とした人はOM-6を購入して組み込む必要があった。 完成品として販売されれていたMX-6S(B)にはOM-6が組み込み済みの形で販売されていたが、MX-6S本体の価格がキットで21,800円、完成品は28,000円と大きな差があったのでOM-6との価格差を考えてもキットの方が劇的に安いことから完成品を選ぶ人は少なかったようで、ピコトラ販売初期の売り上げでは「キットの比率が絶対的に多かった」と高田社長も雑誌の取材で述べている。(価格は販売初期のものを使用している、尚、Jimブランドでは完成品のみとなり、本体価格も32,000円と変更されている) このオプションパーツ OM-6を組み込んでいないキット形式のMX-6SはSメーターが存在しないことからミズホ通信ではキットにだけメーター穴を隠すための四角いシールを添付していたが、ほとんどの人は本体と共にOM-6を購入していたと思われるのでメーターの穴を隠すためのシールは使われずにゴミとして廃棄されたものと思われる。 MX-6S以降に発売されたMX-7Sなどの機種ではキット形式でもSメーターとRITについては標準装備となり、ノイズブランカ(NB-2)だけが別売りとなっている。 その為、メーターの穴を隠す為のシールは「Sメーター用シール No,91」としてMX-6Sの取扱説明書に記載があるが、MX-7Sなど後発のピコトラに添付された取扱説明書ではパーツリストから削除された。 OM-6の組み付けは4つの作業に分かれる。 Sメーターをトップパネルに取り付ける作業、RIT回路のパーツを本体基板 MK-1153 へ直接取り付ける作業、ノイズブランカ基板 MK-1156 へパーツを取り付ける作業、そして配線と調整だ。 調整はSメーターの針が適正に振れるようにする作業、RITがゼロポイントで送受信周波数に相違ないかの確認調整作業、ノイズブランカの感度調整作業と3つの作業になる。 調整にはコアドライバーとテスター、そしてキャリアを出してくれるローカル局かディップメーター等の機器が必要となるが、調整自体は難易度が低い作業内容なので取り扱い説明書の通りに作業すれば大抵の人は無事に完了できるはずだ。 注意点としてOM-6はピコトラ本体の基板がMK-1153であることを前提にしている。 後期のピコトラではMX-6Sもピコトラ本体のメイン基板の型番が変更され、MK-1170となっているのでOM-6をそのまま適用できるかどうかは不明だ。(比べたことが無いので詳細は不明) その後期のピコトラでもノイズブランカ基板の型番であるMK-1156はそのままとなっているので、ノイズブランカ基板のパーツは後期のMX-6Sへも転用可能と思われる。 [ OM-6 取扱説明書 ] ミズホ通信のMX-6S(K)用オプション OM-6の取扱説明書です。 利用に関して当方では責任を負いませんし、また、ミズホ通信に迷惑のかからないようお願いします。 ・PDFファイルの閲覧にはアドビ社のAcrobat Reader(R) Ver.5.0以降のソフトウェアなどが別途必要です。
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