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ミズホ通信 外部スピーカマイク M-4

MIZUHO External SpeakerMicrophone M-4

MIZUHO M-4

MIZUHO M-4 M-4はピコトラ専用のオプションとしてミズホ通信から販売されていた外部スピーカーマイクの第一弾にあたる製品だ。
スピーカー端子/マイク端子の直径と配線はMX-15以前のピコトラにあわせてあるために使用可能な機種はMX-2/MX-6Z/MX-10Zのみとなり、ピコトラと接続するコネクタ部分を除けば後継機種向けの製品である外部スピーカマイクMS-1とほぼ同じ構成になる。
その為にMX-15以後の製品ではM-4のプラグを差し込むことが出来ず、使用不可能でもある。(仮に物理的な問題を解消しても配線が違うので電気的にも変更が必要)
マイクそのものはミズホ通信が設計したものでは無いようで、既製品をOEM提供してもらいMIZUHOプレートを装着したものと思われる。(確証は無く、個人的に集めた情報から判断)
そのために、MIZUHOプレートが外れてしまったM-4はピコトラ用なのか、それ以外の機種用なのか判別がつかず、マイク本体の配線を確認するしかない。

MIZUHO M-4  想像の域を出ないものの、OEM供給を受けて販売したハンドスピーカーマイクということもあるからか、ピコトラ本体に接続した時のバランスは美しいとは言えず、むしろマイクが出す存在感を強く感じる。

性能についてはハンドマイクそのものが大人の男性が握るには少し大きさを余す程のサイズの為にスピーカーも音声を聞き取るのに十分な性能を持っている。
流石に固定機の専用外部スピーカーなどと比べてはいけないが、ハンドマイクとして考えた場合には十分な性能という捉え方だ。
PTTスイッチはプッシュリターン式が採用され、ロックされない。スイッチは一般的なスライドスイッチが採用されているので当時のハンドマイクとしては「普通」というところだろう。
また、MS-2のようにイヤフォンを接続するような外部端子は備えていない。
マイクはMIZUHOプレートの位置にECMが一つ装備され、プレートに空いている3個の小さな穴から声を拾う仕組みになっており特筆すべき特徴は無い。


MIZUHO M-4 背面から

ベルトなど何かに固定するためのフックがあるのみ。
M-4分解時はフック下にある2本の+ネジを外して後部ケースを上に押し上げるだけ、フックのネジは回す必要はない。

MIZUHO M-4 マイク端子部分

「MIZUHO」と文字が書かれたプレートの「U」の位置に小さな穴が3つ空いており、底にECMが配置されている。
穴が小さいことも手伝ってか、昔のマイクのようにスピーカー部分に向かって声を出すとECMへは十分に音が伝わらない時があるので注意が必要だ。

MIZUHO M-4 M-4内部

ピコトラ本体に使用されているスピーカーよりもワンサイズ大きいスピーカーが装備されているので、初期ピコトラに限って言えば純正の外部スピーカーマイクを利用するメリットが大きい。。
スピーカーの向こう側に見える小さな丸い部品がマイク(ECM)。
PTTスイッチは1本の配線を接続・切断しているだけだ。

MIZUHO M-4 プラグ部分

右がM-4、左がMS-1。
マイクプラグとスピーカープラグが別々になっており、脱着時は少々面倒だと思う人も居ると思われる。(MS-1では樹脂によって一体成形されているので一発で脱着可能)
また、市販されている一般的な3.5φプラグを使用している為に配線が引っ張られて断線してしまう危険性も高い。

MIZUHO M-4 プラグをピコトラ本体に装着した状態

初期ピコトラの無骨なイメージを更に高めるかのような装着光景。
MX-15以降のピコトラでは改善されているが、初期のピコトラはマイク端子もスピーカー端子も同じ口径(3.5φ)である為に差し間違いも多かったと聞く。


[ M-4 取扱説明書 ]

ミズホ通信の外部スピーカマイク M-4 の取り扱い説明書です。
掲載にあたってはミズホ通信(株)の高田OMより承諾を得ております。

 利用に関して当方では責任を負いませんし、また、ミズホ通信に迷惑のかからないようお願いします。
 また、取り扱い説明書およびファイルの著作権はミズホ通信にあります。
 業務利用や利益を伴うなど個人の趣味の範疇を超える利用に関してはミズホ通信へ確認を取るようお願いします。

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M-4 m-4_h.pdf
592KB
m-4_l.pdf
193KB


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