AN-28はMX-28S用のオプションとしてMIZUHOブランドで販売されていた延長ホイップアンテナだが、中身はサガ電子工業のHFRODシリーズ。 構成は1.2mほどのロッドアンテナに延長コイルを付けただけなので、ロッドアンテナを伸ばしきった状態でも全長は1.3m程度しかない。 本来の波長は10mなので延長コイルを入れたとは言っても電気的に整合性を取っただけの状態となり、受信はともかく送信に関しては共振するのに物足りない感を持つが、28MHz帯はHFとは言ってもVHF帯の性質にかなり近く、アースをきちんと取ってSWRを低く抑えることができればホイップアンテナでも程々の飛びが期待できる周波数帯と言える。 波長は大きく違ってしまうがMX-21SにAN-21だけを組み合わせた状態で、どの程度使えるものか筑波山など数箇所で試したことがあるが、受信はするもののカウンターポーイズも無い状態では誰にも拾ってもらえない状態だった。 カウンターポイズを4本ほど地面に這わせてみたところ、S9レベルで入感する局にキャッチしてもらえたが、こちらの信号はS1になるかならないかの弱い信号というレポートを頂いたことがある。 相手はルーフタワーに載せたHF用大型ダイポールだったが、垂直アンテナと水平アンテナということと、こちらは山の上でカウンターポイズを這わせたとは言っても地面に置いた状態ということもあり、条件としてはかなり悪く相手のアンテナに助けられた形だった。 AN-28では波長が10mと短くなるので更に悪い条件になるとは推測されにくく、ダイポールアンテナなどと比較しなければ十分楽しめるアンテナになってくれるかもしれない。 それでもロケーションには気を使い、接地に関しては十分な対処をしておかないと鳴かず飛ばずの残念な結果となりかねないので注意が必要だ。 アマチュア無線を始める前に27MHz帯AM500mWのCB無線(合法)を行っていたことがあるが、筑波山山頂から全長1.2mほどのホイップアンテナだけを装備したハンディトランシーバーで100km離れた局と何度も交信した実績があるが、CB無線ではカウンターポイズも違反となるので本当にハンディトランシーバー単体での実績だった。 MX-28Sならば出力が2Wにアップされ、電波形式もUSBになりカウンターポイズも使える環境となりCB無線と比べると雲泥の差で快適な環境とも言える。 問題は交信相手がバンド内にいるかどうかとなるが、実は28MHz帯で運用したことが無いので実績については後日となる。
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