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SuperFire SF-101


 LEDハンドライトとして最初に入手したのはオズマXB-60だったが、キャンプツーリングに行くときは汎用性の高さ(スポット〜ワイドの調節)を優先してミニマグライト2AAを数年間愛用して、XB-60は2・3回程度しか活躍する機会が無かった。ただ、そんなミニマグライトも明るい部類とは言えず、特に雨の日のアスファルトなどは光を吸われてスポットにした僅かな範囲しか照らすことが出来ないなど不満もあった。そんなときにfu-ja氏のLIGHT*MANIA(懐中電灯趣味のサイト)というページに辿り着き、膨大な量のレビューから気になったのがSuperFire SF-101だった。Streamlight社のスコーピオンやSureFire社の9Pなど現在のコンパクトハンドライト(どちらかというとフラッシュライト)は確かに明るいのだが、電池がCR123などのリチウム電池を複数本必要とし、しかもバッテリー寿命が短いスペックがほとんど。キャンプツーリングで実際にハンドライト系のものを使う時間というのは通算で30分あるか無いかというレベルだからバッテリーの寿命そのものは気にならないのだが、フィラメント球モデルの場合はフィラメントが高かったりする。5W-LEDなどを採用したモデルではリチウム電池の値段もさることながら数分間の連続照射で熱くなるボディなど大きさ故に無理がある段階の製品がほとんどと思えた。(フラッシュライト的な使い方が前提なので長時間の連続照射は使い方的に間違っているのだが)
選定をした2005年の段階ではLuxeon3Wを使用したものがバランス良く思えるのだが価格も良い数字となり予算的に厳しい。そこで浮上したのが単四乾電池で駆動し、「そこそこ」の明るさを実現していたLuxeon1Wバルブ使用のSF-101だった。と、もっともらしい言葉を並べているが、ホームセンターでたまたま見かけただけという衝動買い的な内容が真実だ。

 このSF-101を買う前にOSMA XB-60とYAZAWA LX-004、それに少々のキーホルダータイプLEDなどを経験していたが、Luxeon Star 1W ユニットは未経験だった。 ミニマグライトにクセノン球とFlashLight Tuner miniを組み合わせたものがここ数年のメインライトだったのでフィラメント球からどれだけのメリットを得られるかと半信半疑でSF-101のスイッチを押したところ不安は一気に吹き飛んだ。LEDユニットが新型のために少々スポット性の強い配光だがミニマグ2AAの明るさは完全に超えており、全くの闇夜でも十分に前を照らすだけのパワーを持っていると思った。しかもニッケル水素電池を使用すると1時間45分は初期の明るさに近い状態を保持し続けるという検証データもある。乾電池もそこそこ良い数字を出しているのだが45分あたりから明るさが落ちてくる。持続時間そのものは単純な数字で乾電池:ニッケル水素で2:1となるのだが、ニッケル水素電池では補充電が可能というメリットがありキャンプ毎に補充電して準備することが可能となる。乾電池では途中まで使うと明るさは落ちているが他に使うのも中途半端で使い道に困るケースがあるので考え物だ。

 2005年初秋にSF-101を持ってキャンプに出かけたが、夜道では十分な性能を発揮してくれた。若干スポット性が強い配光とはいえ、少し遠くのものを照らしたときは逆に見えやすかったりするのでケース・バイ・ケースかもしれない。そのかわり、手前を照らしたときは指摘のあるリング状のダークスポットが気になるのは確かだ。
キャンプ場から近くの温泉までの徒歩10分弱を2往復したが、最後まで明るさに不満を持つことはなかった。これはミニマグしか使ってなかったからという理由とは別に、ソロキャンプではこれ以上の明るさを得るために何かを犠牲(大きさや使い勝手など)にする必要はないとも思える。しかし、SF-101もバイクでのソロキャンプでは小さい部類とは言えず、これからもミニマグライトの出番はまだまだあると思う。SF-101の性能でミニマグライトのサイズになれば話は別だろうが…(連続照射時の温度も含めて…の話)
それでもソロキャンプ時の実用的なLEDハンドライトとしてLuxeonStar1Wユニットを一度は試してみたい、という人には候補の一つに加えて欲しい製品だ。


SF-101(新LEDユニット)の配光パターン

中心は明るいのだが、その周辺は明るさが沈んでしまいリング状のダークスポットができてしまっている。
ライトから壁までの距離は約2m程度となる。

オズマ XB-60と比べた状態

左がSF-101、右がXB-60。
砲弾型の5φLEDを6本使用したXB-60が全体的にボヤけた光を放つのに対して、リフレクタで集光されたSF-101はクッキリとした光になる。

YAZAWA LX-004と比べた状態

左がSF-101、右がLX-004。
砲弾型5φLEDを14本使用した力任せな製品であるLX-004は見た目でかなりの輝度と思えるのだが、絶対的な輝度としてはSF-101のほうがあるようだ。
そのかわりにLX-004は手前を照らすことに関してはSF-101よりも便利と思える点が多い。
これは砲弾型LEDを複数使用した製品全般に言えるフラットな照射パターンの恩恵だろう。

他のLEDライトとの大きさ比較

左よりXB-60、LX-004、SF-101となる。
斜め角度からの撮影なので差を把握するには不十分と思われるがSF-101の大きさは感じてもらえると思う。
(ちなみに、ミニマグ2AAはXB-60にかなり近い大きさ。)

取り扱い:株式会社サンジェルマン
購入先:オリンピック 白山店 (2005年10月)


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