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LED Light Works

M-1 Type:4 For Minimaglite2xAA

M1 Type4

M1 Type4 LED Light Worksが設計したミニマグライトAA用Bi-pinリプレースLEDシリーズでハイパワーLEDを使用したのがM-1 Type:4だ。
パッケージには既存製品である「M-1 Type:3の約3倍(当社比)」と書いてあり、見た目的にもM-1 Type:1〜Type:3で使用されていた純正電球と同じ口径だったLEDから大きくなって専用リフレクタとのセットでパッケージングされているのがわかる。
ハイパワーLEDには1W相当の品が使われているとなっているが、0.5Wクラスをオーバードライブさせているのか、それとも1Wクラスをアンダードライブさせているのかは不明。どちらにしても3V以下の電圧しか供給できないミニマグライトAAなので、DCコンバーターにより若干の昇圧をかけているのは想像できる。
M-1 Type:2が思ったより暗く、電池寿命は長い物の明るさそのものには物足りなさを感じていたのでハイパワーLEDにかなりの期待がかかっているが、なによりも価格がM-1 Type:2から大幅に下がっており、3千円台に乗っていたType:2と比べて2千円台半ばという比較的入手し易い価格になっていたのは非常に有り難かった。
この価格についてはミニマグライトAA本体が2千円程度で入手できるのに、LEDユニットが本体の倍近い値段というのは正直なところ素直に喜べない原因の一つでもあった。
M-1 Type:4ユニットを袋から取り出すとコンバータ部分の直径がM-1 Type1〜3と比べて小さいことに気が付く。
これはM-1 Type:4がミニマグライトAAとミニマグライトAAA共用の設計になっており、パッケージの違いは付属するリフレクタがAA用かAAA用かというだけだ。
このM-1 Type:4が発売される頃には他社製品でも似たようなものが存在しているが、LED Light Worksの製品は丁重な仕上げとなっている。
他社製品にはLEDの足が丸見えのものもあったりして、若干だが厚みが多い。
M-1シリーズもコンバータ回路の厚み分だけミニマグライトのヘッド部分が飛び出してしまうので、厚みは少なければ少ないほど良く、そういう意味で仕上げが綺麗で厚みも少ないのは大歓迎だ。
また、AAA共通設計の恩恵としてA&Fから出てているミニマグライトAA用のサバイバルカプセルにM-1 Type:4を格納することが出来てしまう。
既存商品であるM-1 Type:1〜3ではコンバータ回路の直径が大きくサバイバルカプセルに収納することは出来なかったが、Type:4では格納することができるので私だけの使い方だと思うが電池ランタンとしてLumiglobeを組み合わせてキャンプに使用しているときに気分でノーマルのフィラメント球に戻した時の収納スペースとしても使える。
購入時の収納ケースを持って行ってもいいのだが、テントの中で見失うこともあったのでミニマグライト本体に格納できるというのは個人的に非常に心強く、そして役立っている。
M-1 Type:4から付属するようになった専用リフレクタは、上で書いたようにLED自体の直径がノーマルのフィラメント球よりも大きいサイズとなっている為に既存のリフレクタが使えなくなってしまったことが理由だ。
マグライト社純正のLEDミニマグではこのリフレクタに大きな設計変更を加えて非常に深いリフレクタとなっているが、M-1 Type:4は既存のミニマグライトのボディを使用する為に浅いリフレクタとなるので、照射範囲はM-1 Type:4が広い結果をもたらしている。
既存製品であるM-1 Type:1〜3では純正のリフレクタを使用していたので、万が一にもLEDが壊れたときにはテールキャップにある予備電球を使用することでミニマグライトの性能を維持できたのだが、M-1 Type:4ではLED向けに設計されたリフレクタとなってしまうためにコンパチブル性は低くなっている。
このあたりの応用性については賛否両論だと思われるので、個人の好みの範疇だろう。
ちなみに、この専用リフレクタでノーマルのフィラメント球を使用してみたことがあるが、光が集光しきれない大きな欠点はあるものの、手元を照らす分にはまったく問題なく使えた。
このM-1 Type:4が使えなくなる状況というのは電池切れかユニット自体の故障しか一般的には考えられないので緊急用としては十分だと思われる。
 M-1 Type:4をミニマグライトAAに装着してみるとAAA共通設計の為にユニット自体は非常に小さく感じるが、それ以外は極性さえ注意してピンを曲げずに装着できれば問題は無い。
付属の専用リフレクタも余程の悪環境でなければ問題なく交換できるので机の引き出しに転がっているミニマグライトがある人などは是非とも交換したほうがいいとも言える製品だ。
また、ミニマグライトの応用的な使い方として頻繁に紹介されるキャンドルモードも既存製品であるM-1 Type:1〜3同様にType:4でも使えるようになっている。(あたりまえか)
もっとも、キャンドルモードをフィラメント球の状態でキャンプ時に行ってみたことがあるが、Lumiglobeなどのように光を散らしてくれるものが無いと非常に使いづらくて非常用のモードである記憶しかなく、M-1 Type:4でもキャンドルモードに関しては同じ感想でしかなかった。

付属の取り扱い説明書にも書いてあったが、リチウム電池・オキシライド電池に関しては初期電圧の高さが災いしてユニットを破損する可能性があるので使えないらしい。
また、個人的にFlashLightTuner mini をテールエンドに装着してみたが、M-1 Type:2の時と同じく、FlashLightTuner miniのみの点灯モードにしても微弱電流が通過するM-1 Type:4のLEDが僅かに光ってしまう。
現在ではFlashLightTuner mini に先進性求める人は居ないと思われるので、どうでもいい実験なのだが…(逆に防災用品としては非常に有効な商品だと今でも思っている)

実際にハンドライトとしてキャンプ場で使ってみたが、真っ暗闇の中でテントを設営する場所をチェックする用途であれば十分に機能した。
流石に3W-LEDを採用したミニマグライトLEDよりは視認性に劣るものの、照射範囲・明るさに関しては十分に実用となり、ヘッド部分を入れ替えることで電池ランタン化するマルチ対応については個人的に非常に気に入っている。
但し、大きな欠点としてLED自体の発色に青色が強く、自然な光とは言い難い傾向があることだ。
私が入手したM-1 Type:4だけのロット的な問題であればいいのだが、ミニマグライトLEDの光が自然に見えてしまう程の差でもあるので、これだけは非常に残念だと思っている。

また、純正のミニマグライトLED(2AA)と比較したときに大きな差であると思ったのは電池の消耗率が低いワット数の為に優れている点だ。
パッケージには「新品にアルカリ電池で15時間連続点灯した場合、約15時間経過後でも初期照度の50%の明るさがあります。」とあり、4時間も持たない純正ミニマグLEDと比べて長い電池寿命となっている。
ガスランタンのT500缶クラスの維持時間をもっているとも言えるこの持続時間に関してはキャンプ中に電池交換を必要としない最大のメリットとなるので、冷たい光ではあるが重宝する人も多いだろう。
電池についてはニカド・ニッケル水素電池は当然の如く使え、気温が氷点下に達するような場所でなければニッケル水素電池のほうが適して居るとも言える。(1.2Vの電圧維持に優れているエネループが最高だろう)
2006年のキャンプツーリングではM-1 Type:4のおかげでガスランタンの出番は1回しかなかった。

取り扱い:株式会社 ビッグウイング
購入先:S.R.C. 新宿店 (2006年2月)


M1 Type4
M-1 Type:4単体で散光させた状態

リフレクタも専用品とはいえ無理矢理な感も否めず、ダークスポットがはっきりと見えてしまう。
この状態から更に散光させるとダークスポットが更に大きくなって見づらい状況になってしまう。
中心部から左右に見える薄い線のようなものはLEDの配線そのものでリフレクタの傷などではない。

M1 Type4
M-1 Type:4単体で集光させた状態

集光させた状態はオリジナルのフィラメント球と比較して光が集まりきっていない、少々ボケた感じになってしまう。
これはLEDライト系には多い状態なのでM-1 Type:4だけの特徴ではないが、程々の距離を照らすのであれば十分な集光パターンだと思う。
尚、この状態でも中心から離れた部分も僅かに照らしているので光が全くない状態にはなっていない。
このあたりはオリジナルのミニマグライト自体に奥行きが無いので自然と広範囲を照らすようになってしまうのだろう。

M1 Type4
実際に使いやすいと思われる状態に調整

上の2つの画像は極端な例として撮影用に調光したものだが、実際にフィールドで使うならば左の画像のような散光と集光の中間くらいが使いやすかった。
中心に不自然なダークスポットが出来てしまうが、これはLEDの発光部に関係した配線などが影響しているようだ。
中心に光を集めつつ、周囲にも光を分配して視野を広くしてある。(マグライト社純正LEDミニマグでも似たようなパターンになるので、一般的に受けやすいのだろう)

M1 Type4
ミニマグライトAA(純正電球)との比較(散光)

オリジナルのミニマグライトAA(ノーマル電球)と、上の「実際に使いやすいと思われる状態」とを比較してみた。
フィラメント球のミニマグライトAAも中央にダークスポットが発生する直前まで散光させて、私が実際にフィールドで使う時の調整で比べてみたつもりだ。
画像ではミニマグライト純正フィラメント球の方が明るいように見えるが、光が無い箇所はスパッとカットされたように暗闇となってしまうので照射範囲は狭く感じる。
対してM-1 Type:4は広い範囲を照らして肉眼でもうっすらと何かが見える状態なので、広範囲を照らすのであればLED側が使いやすいと思っている。

M1 Type4
ミニマグライトAA(純正電球)との比較(集光)

オリジナルのミニマグライトAA(ノーマル電球)とM-1 Type:4の両方を最も集光させた状態にしてみた。
この状態に関してはフィラメント球のミニマグライトAAが明るく感じ、光を集め切れていないような感じのM-1 Type:4は少しだけ物足りない感じだった。
フィールドで実際に比べてみたことがあるが、やはりフィラメント球のほうが集光率が良いせいか30mほど離れた看板を認識しやすかった。

M1 Type4
ミニマグライトLED(2AA)とM-1 Type:4の比較(散光)

3W-LEDを採用しているマグライト社純正のミニマグライトLED(2AA)とM-1 Type:4を比較してみたが、散光状態ではM-1 Type:4の光がわからない程にミニマグライトLEDが明るい結果となった。
但し、リフレクタの設計が違い、リフレクタの深さが大きいミニマグライトLEDでは照射範囲そのものが左の画像に収まってしまっているが、リフレクタが深さが少ないミニマグライト+M-1 Type:4はデジカメの画像に収まりきらない範囲で周囲を照らしている。
明るいが少しだけ範囲の狭いミニマグライトLEDか、暗いけど照射範囲の広いM-1 Type:4かという使い方によって大きく分かれる結果となった。

M1 Type4
ミニマグライトLED(2AA)とM-1 Type:4の比較(散光)

ミニマグライトLED(2AA)とM-1 Type:4を集光させて比較してみたが、ミニマグライトLEDは調光しても大きな変化をしないので「わずかに」中央へ光が集まったような感じになっている。
それでも中央部分の明るさはM-1 Type:4よりも明るい感じが強く、フィールドで30m先の看板を照らし比べてみたが、やはりミニマグライトLEDのほうが認識しやすいと感じた。
これはLED自体が発する光の色にも影響されているかもしれない。

M1 Type4
M-1 Type:2とM-1 Type:4を並べて見る

左がType:4、右がType:2。
LEDユニットの発光部分の面積が大きく違い、ユニットそのものの直径が大幅に増えているのでリフレクタを交換する必要があった。

M1 Type4
M-1 Type:2とM-1 Type:4の比較(散光)

左がType:4、右がType:2。
明るさは圧倒的にType:4が上に感じ、Type:2はライトを動かさないと中心部以外の光がどこまで届いているのかわかりにくかった。

M1 Type4
M-1 Type:2とM-1 Type:4の比較(集光)

左がType:4、右がType:2。
集光させた状態もType:4が圧倒的に明るく、もともと光がはっきりしない感覚が強いType:2では絶対的に光量不足というのを改めて認識できた。

M1 Type4
M-1 Type:2とM-1 Type:4の比較(集光その2)

左がType:4、右がType:2。
画面の端にそれぞれの中心部分を置いて、照射範囲の外周部を比べてみた。
Type:4は端までそこそこの光が届いているのに対し、Type:2は「よく見たら光が届いていた」という感覚だ。
肉眼で見た場合は更に淡い光に見えてるので中心から端までの中間あたりが肉眼で「何かを照らしている」と思えるレベルだったと補足しておく。

M1 Type4
(オマケ)
M-1 Type:2とM-1 Type:4でLumiglobe使用時の比較

左(手前)がType:2、右(奧)がType:4。
LEDと照射物の間にLumiglobeの樹脂が割って入るが、文句なしにType:4が明るく実用的なレベルだった。
Type:2を数回だけキャンプに持って行ったことがあるが、キャンドルランタン以下の明るさだったので装備から落としてしまったことがある。
Type:4は光の色に難があるものの、明るさだけは電池ランタンとして十分に機能してくれるので現在はLumiglobe専用になっている。


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