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LED Light Works

M-1 Type:2 For Minimaglite2AA

M-1 Unit Type:2 For Minimaglite2AA

購入状態のM-1 Unit Type:2 For Minimaglite2AA ミニマグライトに使用するWhite LED Conversion Unitを入手してみた。ブランドはLED Light Works Japanだが取り扱いはアルタスコスミックからで製品名はM-1 Type:2 For Minimaglite2AAとなる。
日亜化学の3φ白色LEDを1個だけ使用した製品だが、数あるミニマグライトLED化ユニットの中でも純正のリフレクタを使用して焦点調整が可能な製品だ。
仕組みは特殊な形状の3mm白色LEDが1つに電流制限(+昇圧?)回路が入っているであろうベースの板が1枚となる。

 装着は非常に簡単でミニマグライトのヘッド部分を外し、既存の電球を外したところにM-1を装着し、ヘッド部分を戻すだけだ。他のLED化ユニットにあるようなミニマグライトに元々装着されている黒い板の取り外しはなく、本当に電球だけを外してM1Type2を取り付けるだけ。実際の使い方もノーマルのミニマグライトと同じヘッド部分を回すと点灯して、ヘッド部分を回した文だけ焦点が変わる同じ方法だ。
肝心の明るさはノーマル電球と比べて若干暗めに感じる程度の光量だと思われる。焦点調整では、電球のフィラメントの形状から集光部にムラを感じたがM-1ではかなりフラットな配光となり自然に感じる。
そのかわり、配光を中心に集めた状態でもノーマルの電球と比べて物足りなさを感じた。真っ暗な闇の中で少し離れた物体を確認するときなどは物足りなさを感じるかもしれない。

 逆にペンライトと割り切って、夜道を歩く時の手前数メートルを照らす用途であれば十分な性能を持っており、ノーマルの電球よりも使いやすいと感じる。しかも、LED化によって電池の寿命も延びている。
特筆すべきはミニマグライト用1LEDユニットの中では一番明るく、汎用性も広いことだ。
ミニマグライトをLED化する製品には5φのLEDを3個使用したキットなども出ているが、それらはリフレクタを取り外して5φ白色LEDをダイレクトに照射させている為に焦点調整もできず、遠方の照射に弱い。
このM1-type2はミニマグライトのリフレクタをそのまま使うのでスポット状態にしても一定のレベルまでだが遠方確認が可能となる。また、ノーマルのフィラメント球のみを取り外して装着するだけの仕組みなので、M-1が壊れた場合はミニマグライトのテールエンドに装備されている予備フィラメント球に戻して、簡単に普通のミニマグライトへ戻すことが出来る点も評価したい。

 他にもオリジナルのミニマグライトに近い使い勝手を目指した点も察することができる。
ヘッド部分を取り外して使用するキャンドルモードも試してみたが、既存の砲弾型LEDでは難しかった横方向への照射もノーマル電球並(大げさか?)に周囲を照らすことが出来、所詮は1LEDと甘く見ていたので正直なところ驚いた。

M-1 Unit Type:2 表 M1Type2ユニットの表面。
LEDの形状が特殊なものであることがわかる。
M-1 Unit Type:2 裏 M1Type2ユニットの裏面。
円盤の中には電流や電圧コントロール用の回路が入っていると思われる。
日亜製か豊田製LEDだと思われるので、3.6Vが標準的な電圧と思われるのだが…
ミニマグライトに装着した状態 ミニマグライトに装着した状態。
取り付けはノーマルの電球をハズしてM1Type2を取り付けるだけだ。
散光させた状態 散光させた状態
集光させた状態 集光させた状態
キャンドルモードの状態 ヘッドユニットをハズしてキャンドルモードにした状態。
デジカメの長時間露光で撮影したので実際よりは明るく見える。

■注意事項

取扱説明書にはLEDライト全般で書かれている「リチウム電池およびニッケルマンガン電池は使えません」の表記があり、更に、「フラッシュライトチューナーやLumiglobeは使用できなくなる場合があります」との表記もある。前者は電池の初期電圧が1.5Vを大きく越える場合があるのですぐに理解できたのだが、後者はサイズ以外の問題が予想できなかった。
手元の機材を見ると偶然にもどちらも購入していたのでどうなるのか試してみた。

Lumiglobeは単純にサイズの問題で、M-1の制限回路とおぼしき板がLumiglobeの中に入らなかった。
フラッシュライトチューナーは回路構成の問題で、M-1だけの点灯モードにしてもフラッシュライトチューナーの白色LED部分がぼんやりと点灯したままとなった。しかも、点灯モードをフラッシュライトチューナーの白色LEDに切り替えた所、今度はM-1のLEDがぼんやりと点灯したままとなり、赤色LEDモードにしたところM-1のLEDは更に明るく点灯した。フラッシュライトチューナー自体がノーマル電球も通電させた状態で点灯する仕組みのために低電圧でも点灯するLEDの特性がお互いに出ているようだ。
逆に考えるとLED Light Worksでは既存製品との組み合わせを事前に検証してから発売していると受け止められる。(個人的にこの点は高く評価したい)

ミニマグライトのLED化で手前を明るく照らすだけならば3LED化キットなども出ているのでそちらを使えばいいが、焦点調整やキャンドルモードなどオリジナルの使い方を考慮した製品作りになっているM-1は個人的にお勧めの一品だ。
但し、ミニマグライト+M1の価格でもっと明るい1W以上のPowerLEDを使用したハンドライトが購入できてしまう現在では、ミニマグライトを持っていて「余っている」人や「遊びで購入」など特定の人に限定されるのかもしれない。

取り扱い:アルタスコスミック
購入先:東急ハンズ 池袋店 (2004年5月)
(2005年10月追記と若干の修正を行う)


■Lumiglobeに使えるようにした

 M1Type2がLumiglobeに装着できない理由は単純にサイズだけだったので、M-1の円盤外周を削ってLumiglobeに入るようにしてしまった。
結論から言えばLEDの冷たい光と波長ではランタン代わりにするには物足りない…。
明るさそのものは「なんとか使える」というレベルだがLEDの波長では光が暗闇に吸われまくるような感じとなり、ガスランタンや白熱電球の電池ランタンと比較すると個人的には短所しか目立たないと判断。
M-1を外してノーマル電球に戻しLumiglobeを装着したところ「しっくり」くる光にホッとしたのも事実で、LEDランタンなどの部類はこの点が改善されないと普及はハンドライト止まりかもしれない。(実用品としてのハンドライトやLEDランタンはこの限りではなく、あくまでもキャンプツーリング時に趣向品としてLEDランタンを使用した場合の話。趣味の範疇での好みといったほうが正確かも。)
M-1ユニットは通勤時の鞄に入っているミニマグライトに装着され、非常時用のペンライトとして都内の地下鉄通勤時に携帯している状態となっている。

(2005年10月追記)


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