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Out-Tec「Flashight Tuner Mini」

フラッシュライトチューナー ミニ


製品の外箱とFlashlight-Tuner
これに取扱説明書が付く。

ミニマグライトAAのテール部分に取り付けるLEDユニット「フラッシュライトチューナー」を入手した。

内容は至ってシンプルで、5φの超高輝度白色LEDと赤色LEDが単純に埋め込まれているだけの仕組みだ。
ユニット自体は22gと軽量で純正のテールエンドと比較しても重さは気にならないが、サイズが2cm弱程長くなるのでミニマグライト専用ケースなどを使用している場合には注意が必要だ。

取り付けはミニマグライトAAのテールキャップを取り外し、フラッシュライトチューナーを取り付けるだけだが、フラッシュライトチューナーには電池のスプリングが付属していないので、純正のテールエンドからはスプリングをフラッシュライトチューナーに移す必要がある。
ミニマグライトの特徴でもあった予備電球の収納については、純正と同じくフラッシュライトチューナー内に1個収納できるようになっている。
このスプリングの装着が少々面倒くさく、取り付けに失敗するとスプリングがどこかへ飛んでいってしまうので注意が必要だ。
また、マイナス端子がFlashlight Tuner miniの内部に見える丸い金属の棒となっているようで、スプリングと接触していない場合にはフィラメント球含めてミニマグライトに通電されなくなるので、こちらも注意が必要だ。


予備電球とスプリングはミニマグ側から移す 予備電球はミニマグの純正テールエンドと同じく中心に1個だけ入る。

電源のON/OFFはノーマル時と同じくミニマグライトAAのヘッド部分を回転させる仕組みをそのまま使用している。
フィラメント球とLEDの切り替えはフラッシュライトチューナー本体側に仕込まれたスイッチで行い、操作はFlashlight Tuner miniを回転させて切り替える仕組みとなっている。
回転はクリック感のある3段階切り替えとなり、[フィラメント球]−[白色LED]−[赤色LED]というパターンだ。
赤色LEDは2000〜3000mCD以下の製品と思われ、明るさ的にはたいしたことがない。
白色LEDも明るさが2003年の入手時で既に暗い部類に属するものとなっており、キーホルダー程度のLEDミニライトのほうが明るいと思われる。
これは製品として狙っているのかわからないが、見た目での判断では電流量をかなり抑えている点灯のしかたなので、光量を必要とするときはフィラメント球を使用し、持続力を必要とするときは白色LEDをという使い方が適切なのだろう。
それからすれば、白色LEDは手元を照らすだけの明るさで十分だ。
その白色LED時の持続時間はアルカリ単三電池で約200時間の連続照明が可能と取扱説明書に記載されている。


点灯された状態。
画像左から
「フィラメント球」
「白色LED」
「赤色LED」
となる。

性能については足下を照らすLEDライトとしてのみで判断した場合、LEDが1つしか装備されていない故に現在では非常に非力で頼りないものとなる。
取説には照明距離が10m〜15mとあるが、ぼんやりと照らす程度の明るさしか確保できず、実用に耐えるのは1m〜2mと言った感じだ。
また、構造上の都合で配線にフィラメント球が含まれていることから、球切れなどで通電不可能な場合にはフラッシュライトチューナーも使用不可能となってしまう。
ミニマグAA1本で全てをまかなう場合には予備電球の確保が重要なファクターとなる。
(理論上、LEDライト部分のみの使用ならば通電さえできればフラッシュライトチューナーは使用可能ということになるが…電球ソケットを直結ということになるので運用を間違うと電池直結という事態になる)

欠点も幾つかあり、LEDとの切り替えスイッチ部分が原因なのかフィラメント球の明るさが若干だが落ちる傾向にある。
激減する訳ではないが、ノーマルのミニマグライトとFlashlight Tuner miniを装着したミニマグライトで比べると一目瞭然だ。
また、フィラメント球とLEDの切り替えスイッチの部分が振動で軽い接触不良になることがあり、フィラメント球使用時に明るさが増減することもある。
前者はフィラメント球を高効率バルブに交換するなどで対処できるが、後者は対処方法が無くそのままで使っている。
それとLED製品全般に言えることなのだが、初期電圧が1.7〜1.8Vに達するリチウム単三電池は過電圧に対する仕組みが無いことから御法度だ。


実際の活用は、簡易ランタンキットとして使用しているLumiglobeのプラスティックボール部分が偶然にもフラッシュライトチューナーに装着できることからテントの中などでは手元を軽く照らす常夜灯的な使い方をしている。
LED1個の明るさなので暗闇の中で手元をぼんやり照らす程度だが、テント内の常夜灯とするなどの使い方であれば必要にして十分な明るさだった。
単三電池2本で200時間の持続力(取扱説明書より)があるので、一晩ずっと点けっぱなしにしても明るさが変わることはなく、数日は白色LEDを連続点灯させることも可能だ。

Lumiglobeのボール部分を取り付けた状態 部屋を薄暗くした状態で撮影、「ぼんやり」程度の光量

フラッシュライトチューナーが発売された当時はLEDライト自体が物珍しい時期でもあったので話題になったが、数多くのLEDライトが流通している現在では状況が変わっており、単純に持続時間を求めているのであればミニマグライトのヘッド部分を3LED化するキットを組むかLED Worksなどの特殊LEDを使用したキットを組み混めばいい。
明るさ・値段で考えるならミニマグライトに拘らず別のLEDライトを購入した方が絶対良い。
私の場合はガスランタンを持っていかないキャンプがほとんどなので、M1 Type-4などでLED化したミニマグライト+Lumiglobeでランタンの役割をさせ、白色LEDを使用したヘッドランプの2個だけで灯りをまかなのが基本形となっている。
冷たいLEDの灯りがキャンプサイトに似合うかどうかは別だが、非常にコンパクトなパッキングを行うことが出来る。
ヘッドランプが壊れてしまった場合など、ミニマグライトだけの状態になっても単三電池であれば全国どこでも入手可能であり、事前に予備電池として単三電池2本を持っていけば困ることはない。

取り扱い:株式会社 エイ アンド エフ
購入先:東急ハンズ 渋谷店 (2003年4月)

(2005年10月に追記と修正)


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