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RZ250 (2014/04)
水漏れ

本文日曜日の午後、出先から戻ろうとしてRZ250のサイドスタンド付近に緑色の液体が拡がっているのが視界に入った。
どう見てもクーラント液、恐らくRZ250のだろう…。
さて、どーしたもんか…家まで約1時間、距離にして40kmはある。
確認の為にエンジンを始動させ、10秒ほど3000rpmでエンジンを回してみるが新たな漏れ出しは確認されない。
このRZ250は当初サーモスタットが装備されていたが、サーモスタットのシャフトが折れてしまい水の流れを妨げたので外したままの状態、つまりエンジンが冷えていようが暖まっていようが関係なくウォーターポンプの圧力で水が常に流れる状態になっているが、この冷えた状態で漏れが確認されるようではパイプに大きな亀裂が入ったことになる。
しかし、この時は一滴も水が垂れることは無かったので単純な亀裂などではないと判断し、途中で水補給することを念頭に置きながら帰路に着いたが第三京浜を走行中に水温が上昇してきたので都築PAに入りリザーバタンクから補水。
補水後の走行では水温系の針は常に中間に位置したまま自宅へ到着した。

エンジンが程々に冷えた所で各部のチェックに入るが、ラジエターカバーを外して内部を見ると進行方向に向かって右側の下部にクラーント液が確認されるだけだった。
走行中に一定量の冷却水が漏れ続けているのであれば走行時の空気の巻込みでカバー内部の各所にクーラント液が付着するはずなので、単純な理由で水漏れしていない可能性が高まる。
ラジエタキャップを開けてラジエタ内部の水の量を確認するがキャップ手前までクーラント液がたっぷり入っており、帰路の途中で補水したリザーバタンク容量分だけが減っていたと推測できる。
逆に考えると突然減ったのではなく徐々に減って行ったと考えられるが…

更に他をチェックするとエンジン左側のケースカバー下側にクーラント液が飛び散った跡が残っていた。
シリンダ側の水漏れであればケースカバーの前部分に付着することはなく、ケース上部または横だけの痕跡になるはずだ。
この場合はラジエタ本体が水漏れ、またはシリンダヘッドからラジエタの間に原因があることが想像される。
ラジエターカバーの内側にもクーラント液が溜まっていたが、痕跡からすると右側に集中している。
エンジン左側のケースに付着したのはラジエターカバーの下側に溜まったクーラント液が走行中の振動や風で左右均等に飛び散ったとも考えられなくはないが、漏れた元の想像ができない。
この週はここまでで時間切れとなり、原因がわかるまでRZ250は動かせない状態になった。(そのかわりGPZ900Rがあるから足に困ることは無いのだが…気持ちがスッキリしない)

水漏れが発見されてから2週間後、RZ250の保管場所には新たな水漏れの痕跡が無いか確認したが2週間前と変化は無かった。
ラジエタカバーを外して各部を点検するが、やはり明確な漏れ跡が確認されず原因不明のままだ。
横浜市内を低速走行している最中にクランクケースの左右カバーの前方と下部にラジエター液が付着していたのでラジエター本体もしくはパイピングのどちらかに原因があるはずだが…これは高圧がかかった場合のみに発生する不具合?と想像が進む。
単なるパイプの亀裂などであれば温度が上昇した時点で内圧が高まり吹き出すように漏れてくる筈だ。
今回はそれも無く、しかし確実に水量が減ったので残る考えとしてはリザーバタンクとの調整を行っているラジエターキャプしかない。
幸い、予備のラジエターにキャップがついたままだったので車体に装着されているキャップと並べて比較してみた。

今まで使用していたラジエタキャップ(左)と保管していたラジエタキャップ(右)を並べてみると今まで使用してきたキャップはゴムのシールがひび割れているのがわかる。
高圧時に内部のスプリングが持ち上げられ、リザーバタンクのパイピングと接続される構造だが、この時に外側のシールに問題があると外に漏れだしてラジエタカバーに溜まり、走行中の振動や風圧でクランクケースへ…とも想像できる。
ともかく、ゴムシールのヒビは決定的にダメなので予備のキャップと交換した。
その後、水漏れは発生していない…ということで結果的にラジエターキャップのゴムシールの劣化が原因で高圧時のみクーラント液が漏れてきたという事になる。
ヤマハではゴム単体のパーツ設定が無いので代替品を探しておかないといけない。
予備のキャップも30年近い年月が経過しているので…


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