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RZ250 (2012/07)
サイレンサー破断

とある日曜日の午前中に用事があって横浜に出かけた帰りの湾岸線・大井料金所から発進する時に車体右側から響く金属音が気になった。
家に戻って右マフラーを軽く叩いて見ると…カラカラ何かが転がる音が…
はい、ポッキリ折れてます、単純骨折です、サイレンサーが。
テールエンドから引っ張るように取り出すサイレンサーがエンド部10cmの位置でポッキリ折れてしまっていた。
RZの葉巻マフラーでは持病というか、いつか来る道というか、また来てしまった道。
問題は折れてしまいマフラーの奥に入り込んでしまったサイレンサーの後ろ部分が取り出せないこと。
マフラーを車体から取り外し、テールエンドを真下に向けた状態で切断面をトリガーに引っ張ったり回転させたり色々やったが1cmも動かずギブアップ。

金属が転がる音がすることから振動で変形してしまって手持ちの工具では取り出せない可能性が(大)。こうなってしまったら手の施しようが無いのが純正チャンバー最大の欠点。
見事な切断面であることから、チャンバー内部の隔壁とサイレンサーの奥の部分に隙間が生じたか、隔壁そのものの溶接が緩み、チャンバー内部でサイレンサーごと振動でブレ続けていたかのどちらかだろう。
結果、チャンバーのテールエンド部のみでねじ止めされている構造からサイレンサーで最も細く、そしてパンチング加工されて強度が無い部分に歪みが集中してポッキリ折れたのではないかと想像する。
そもそも30年経過した金属に完璧を求めるのに無理があるので諦めるしかないようだ。
この純正チャンバーから残りのサイレンサーを取り出すのを断念した。

予備の純正チャンバーは右が1本あるのみだ。
しかし、これは排気漏れの音がするチャンバーだったことから数年前に今のチャンバーに交換して保管していたという状態。
これに手元に残っている新品サレンサーを組み合わせ、車体へ装着してエンジンを始動させてみたが、排気漏れの音が変わらず聞こえてくる…ということはサイレンサーの装着に関係なく排気漏れしていると思われるので、葉巻の継ぎ目か、または小さな穴がチャンバー胴体部のどこかに存在するということだろう。
とりあえず仮のマフラーとして装着したままにして、装着するサイレンサーは劣化したグラスウールを取ったものが2本ある。
新品サイレンサーは再び保管にまわして中古サイレンサーにグラスウールを巻き直す方向で検討。

数日後、ネットオークションで入手した格安グラスウールをノーマルサイレンサーに使用可能なサイズにカットし、巻き付けてロックワイヤーで固定した。
このサイレンサーも古い物になるので破断が発生しないとは言い切れないが、こればかりは新品だろうが中古品だろうが発生は防げないので頻繁にチェックするしかないだろう。
チャンバーとサイレンサを装着し、規定トルクで締め付けて始動させるとチャンバー中間部の振動音が気になる意外は問題なく各パーツが仕事をしていたように見えた(聞こえた)。
しかし、走り出してみるとやはり排気漏れの音が聞こえてくる。
アイドリングでは気が付かないが、タコメーターの針を一定の回転数に放り込むと聞こえてくるので排圧が高くなると漏れがひどくなる厄介なケースかもしれない。

ここでRZ250の右チャンバーに関して思い出した事があったので、エアコン室外機の熱気がこもるベランダに身を投じてみる。
かなり昔にネットオークションで初期RZ用の純正チャンバーを落札して、使わずに保管しておいた気がする…というものだった。
記憶は間違っておらず、細長いダンボールを包む3重もの東京都推奨ゴミ袋をかき分けて出てきたのは初期型RZ用の純正チャンバーだった。
残念ながら未使用品ではなくコケ傷がしっかりついたUSED品だが、湿気が入らないよう幾重ものゴミ袋を重ねて置いたおかげでサビは出ていない。
この純正チャンバーを入手したのは記憶の限りだと12年程前、5年ほど前に開封して中を見た記憶があるが、それがどのような理由で開封したのかは理由が思い出せない。
恐らく左チャンバーが調子悪くて交換用にと開封したのでは…と思われる。(左右が違っていたので戻した…という微かな記憶残っている)
ともかく、ベランダで死蔵したまま先週まで忘れていた事実は確かだ。

目視の限りでは継ぎ目が避けていたり、錆による小穴が開いてるようには見えないが、一度も実車へ装着して動作確認をしていないチャンバーゆえに期待半分・心配半分、色々考えながら車体へ装着。
エンジンを始動させると仮装着していた純正チャンバーと違い、排気漏れが無い排気音が右チャンバーから聞こえてきた。
サイレンサーも入手時から手をつけていないので当時のままだ。
エンジンを停止し、小槌でチャンバー本体を軽くたたいても不要な金属のビビリ音は無い。
どうやら実使用に耐えられそうな品だったようだ。
先にこの死蔵品の存在に気がついていればと思うが後の祭りだ。
サイレンサーを外してグラスウールやサイレンサー本体の状態を確認するが特に手を入れずとも使用可能なようだ。
チャンバーへ戻し、テールエンドの固定ネジをしっかり閉めて作業を終えた


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