RZ250 トップページ > RZ250 > Meintenance

RZ250 (2000/07)
純正チャンバーにクラック

先々週にエンジンを割ってドライブシャフトシールとピストンリングを交換したエンジンの慣らしを行うために都内23区→八王子→大垂水峠→大月→富士吉田→御殿場を下道だけで走り、御殿場から自宅近くまで高速というメニューで出かけた。

エンジン自体はクランクから聞こえる音が依然として変わらぬ以外はむしろ好調、リング交換のおかげか低速のツキが良くなって信号待ちも楽しい状況だった。
帰りは御殿場ICから東名高速に乗って5000rpmまでを使い東京インターまで到達、料金所ブースから発進した直後に3000rpmあたりで妙な排気音(野太く、何かが震えたような音)が一瞬だけ聞こえた。
一瞬だけだったが恐らく自車から発したと思われる音が気になって早く自宅に戻ろうと思い、環八の用賀出口を使わずに首都高3号線へそのまま進むが首都高速の料金所で支払いを済ませて発進した直後に再び3000rpmあたりで振動が増えて排気漏れのようなビリビリした音が聞こえてきた。

「何かがおかしい」

振動が多くなる3000rpmを避け振動の少ない4000rpm付近を使いながら代官町ランプで下道に降りるが、信号待ちで聞こえてきたアイドル音はボロンボロンといういつもの音に混じってビリビリとした音が…「あー、どっかで排気漏れ起こしているなこれは」と思いつつも無事に自宅へ到着。

先々週の作業でエンジン本体に手を入れていることから排気系だけではなく駆動系すべてにチェックをする必要があると判断し、車体が冷えるまでしばし放置。
夕方に通り雨が屋根を湿らす中、おもむろにエンジンを始動させると何故かキックペダルの下から排気煙が少量沸き起こる…ライトの光をあてるとチャンバーの継ぎ目から煙が漏れているのが視認された。
どの程度の穴かチャンバーを外して確認しようとしたが、フランジとフートレストの固定ボルトを外した直後にチャンバー中間の継ぎ目からパクッと綺麗に割れてしまった。
フランジとフートレストの2箇所でなんとか支えられていた状態らしい…しかも割れた場所は1999年の夏に似たような状況でクラックが入ったチャンバーと全く同じ場所。
前回は左側、今回は右側、どうやら葉巻マフラーは経年変化で弱くなると、中間の溶接継ぎ目の位置でクラックが入るらしい。

思い返せば幾つか前兆があった。
1)後半、3000rpm〜5000rpmまでの間でアクセルを開いて加速しようとしても速度が伸びなかった
2)高速で一瞬だが7000rpm付近まで引っ張ることがあったが、パンチ力に欠けていた
3)信号待ちでガソリン臭さを感じてキャブレターのオーバーフローかと思ったこと(しかし地面は濡れていなかった)

これらの前兆を全て純正チャンバークラックに当てはめた場合、大月を過ぎたあたりから排気漏れが発生していたということになる。
幸いにも外見の程度が悪いものの純正チャンバーの予備は右だけが残っていたので即座に交換。
しかし、回転を上げていくとサイレンサーの奥辺りから何かが震えるビビリ音がするので何かが潜んでいる気がする…

【オマケ】
割れたチャンバーの中身を撮影してみた。
これって溶接で復活できるのだろうか…可能性はゼロではないので捨てずに残す予定。


中間部からフランジ側(シリンダ側)の中身

中間部からテールエンド(サイレンサー側)の中身


トップページ > RZ250 > Meintenance
SSC HomePage