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RZ250 (2005/05)
LEDウインカーのバルブを改良

ウインカーのLED化を施したRZ250だが、製作時から気になっていたのは電球の代わりに使用したLED光の広がり方だった。
標準状態のフィラメント球ではウインカーレンズ全体が光るようになっているので、そこまで再現してはじめて完成と言えるのではないかと思いLEDバルブの改良を行うことにした。

最初に製作したLEDバルブは5φの砲弾型LEDであるTLOE180APを複数個並べた基板を電球の代わりに使用しているのだが、レンズも兼ねた透明樹脂の本体を持つ砲弾型LEDでは一定方向は光を強く感じるものの斜め角度や真横などになると弱い光り方にしか見えないという弱点も持ち合わせている。
その為、RZ250の大きなウインカーレンズ全体を光らせるにはパワーが足りず、ウインカーの正面から見ても丸いウインカーレンズの中に四角い光が見えるという状態だった。
この砲弾型LEDは100個単位で買ってきた品で明るさ的には「並」というレベルだ。
これを高輝度版に変えようとLEDの選定を始めたところ気になる品に出会った、四つ足で四角い形状のLumileds社のSuperFluxLED [HPWT-ML00-E4000](アンバー)だ。
2.1〜6.1ルーメンという明るさもあるが何よりも指向角度70度というのが惹かれた理由、一般的な砲弾型LEDだと9度や12度といった狭い範囲にしか光を向けていない製品が多く、これがウインカーレンズ全体を照らしてくれない原因ともなっていた。
早速、サンプルを取り寄せてみたが個別点灯ではかなり期待できる光を発していた。
しかし問題はまだあり、この四角い形を最初に製作した基板に搭載するにはスペースが足りず、また裏面に装着しようとするとパターン的に無理があるのが判明した。
結果、基板を使用せずに空中配線で組み上げてしまい補強はホットメルトを大量投入して形を保つことにした、これであればLEDの配置や角度の自由度が高くなり基板では配置が難しかった横方向へのLED装着も可能となる。(電球への戻しが可能な状態も維持したいのでこのような選択になっている)

試作版のSuperFluxLED版バルブと最初に製作した砲弾型LEDバルブの比較点灯を行ったところ、右の画像の通り大きな差となった。
画像左側が砲弾型LED(4個×4列)、画像右側がSuperFluxLED(前面9個、横面2個、背面2個)、SuperFluxLEDではウインカーレンズ全体を照らしつつ光量も増えているのがわかる。
最大70mAの電流を必要とするマイナスポイントも指向角度70度と比較するとマイナスポイントにならず、高輝度版の砲弾型LEDを使用する計画は破棄し、SuperFluxLEDに決定した。
この後、ウインカー4個分の個数を発注してLEDバルブを製作し、砲弾型LEDを使用したバルブと交換した。
電球との比較テストも行ったが、直射日光が照りつける状態でもSuperFluxLEDを使用したLEDバルブはウインカーの点滅を確認することが出来た。
1WクラスのハイパワーLED化という考えもあったが、放熱版が必要となるなど扱いにくさも出てくるので当面は今回製作したSuperFluxLEDのバルブで十分だという認識だ。

今回の製作に関する詳細はこちら → RZ250のメータ照明をLED化


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