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RZ250 (2003/06)
箱根でパンク立ち往生

GPZ900R-Ninjaを購入してから走る機会が激減したRZ250で久しぶりに箱根方面へ出かけた。
第三京浜−箱根新道−辻堂−西湘バイパスといういつもの組み合わせで小田原を通過し、真鶴道路を熱海まで抜けて十国峠に向けて県道を走っていた時、突然RZのリアが滑り出した。
道路脇に車体を寄せると後ろから空気の抜ける音が聞こえるパンクだ、パンクしている箇所を確認してみると以前に修理した箇所のパッチ(ピット)がすっぽ抜けて大穴になっていた。
自分で修理した箇所だったが、恐らくボンドが古かったか何かが原因だろう。
生憎とパンク修理キットも小型空気入れも、ボンベも持っていない。(どのみちボンベではビードが落ちたタイヤを膨らますにはかなりの本数が必要となり、結局は空気入れが必要になるので持っていても意味はなかったと思われる)
問題は場所が熱海市街からも数キロ離れた山中、しかし熱海の街までは下り坂が延々と続くことからRZを手で押しをゆっくり進めば何とかなると思ったが現実は甘くなかった。
暖まってしまったタイヤのビードは簡単にホイルから離れてしまい1kmも進まぬうちに押して歩くのも困難な状態になってしまった、このまま無理に押して歩けばタイヤは修理どころか使い物にならなくなる。
立ちすくんでも仕方がないのでRZ250を小道の奥の茂みの中へ隠し、熱海市街へ向けて県道の坂道を徒歩で進み始めた。
歩き出して20分もした頃だろうか、空き缶の回収業者とおぼしき人が道の脇で作業をしていたので熱海の駅までどの程度の距離か尋ねた。あと1・2キロ程度だと教えてもらい、尋ねた理由を聞かれたのでバイクのパンクと答えつつ礼を言い、歩を進めた。
数分後、歩道を歩いている私の横にトラックが1台停車した。先ほど道を尋ねたトラックの人だった。熱海市街まで降りるから、ついでに乗せてくれるという有り難い申し出があり、言葉に甘えさせてもらった。なんでも、その人も大昔に首都高速上でバイクがパンクしたことがあり、かなりの距離を押して歩いた経験があるとか。
バイク屋の情報も得られ、熱海市街にはバイク屋が二軒しかなく親切なことに案内までしてもらった。
が、午前10時になろうかという時刻にもかかわらずどちらのバイク屋もシャッターが降りたままだった、定休日らしい。
そのまま熱海駅まで送っていただき、お礼をしてトラックの人とは別れた。

肝心のパンク修理だが、たまたま持ってきていたsigmarionIII+@FreedがPHS圏内で使えることからGoogle検索で一番近いカー用品店がオートバックス小田原店であることを確認、電車に乗って店へ向かい空気入れとパンク修理キットを購入して再び熱海まで戻った。
(小田原にバイク屋が幾つかあり検索にもヒットしたが、RZの回収と修理を相談しても距離がありすぎて断られるか、結構な金額かのどちらかと思われたので回避した。)

熱海の駅からRZ250を置いてある場所まではタクシーを使って戻り、パンクから4時間後にようやく修理を開始、元のパンク傷がガラス片を踏んだ斜めカットの傷のためにオートバックスで調達した三角の楔を打ち込むような修理キットのゴムスティックが穴をうまく塞げない。
バイク屋やガソリンスタンドで使用している細長い形状のゴムスティックであれば2本打ち込むことで簡単に塞ぐことができるのだが…
かなりの数のスティックを無駄にして、なんとか走れる状態にはなったが穴を完全に塞ぎ切れておらず空気が少しずつ漏れている状態だった。
数キロ走っては空気を補充する形で真鶴道路までたどり着き、途中のガソリンスタンドでバイクのパンクを直したいからゴムスティックを譲ってもらえないかとダメもとで相談してみる。
最初は無理と断られたが、ゴムスティックを譲ってもらえるだけでいいのと、以前は同業者なので扱いに関して経験がありその後のトラブルなどで迷惑をかけないことを伝えたところ所長か工場長とおぼしき人が特別に修理すると言ってくれた。(経験有りと言っても千差万別なので、こちらの交渉に対して情けで折れてくれたと見るのが正しいかもしれない。)
作業中に雑談として話してくれたのは、場所柄、私と同じようにバイクがパンクして持ち込む人が多いが、チューブレスやチューブ式などが見分けにくく、タイヤのサイズなども様々なので受けにくいことがあるが、商売として収入となるか検討しているということだった。
個人的に感じたのは、チューブレス式の場合は車と同じ手順で応急処置を行うことが可能なので、出来ればサービスとして展開してみたいのが本音と思われた。
実際にはバイク屋ほど情報が入らないので、修理を受けたが結果的に無理だった場合や、チューブ式と気がつかずに受けて作業開始してしまった場合のトラブルを懸念しているのだろう。

ガソリンスタンド好意のおかげでタイヤも完治し、修理代金と謝礼を置いて帰途に着いた。
この日は、なんとも人の親切に助けられた一日だった。
(この親切なガソリンスタンドを紹介したいくらいだが、店に迷惑がかかるとまずいので真鶴のどこかとだけにして店名は伏せておく。)

2004.05追記:修理したタイヤは2004年5月に溝が無くなったので交換したが、問題なく使えた。


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