YAESU FT-690
6m ALL-MODE Portable TRANSCIEVER
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八重洲無線(現バーテックススタンダード)から1981年3月に発売された6mオールモードハンディトランシーバー。 単体ではSSB/CW/FMが2.5W、AMが0.8Wの出力となるが専用の外付けリニアアンプPL-6010を使用することで最大10W運用が可能になるという構成だ。
後継機種のFT-690mkIIと違いAMも運用できる本当のオールモードだが、ステップの粗いPLL-VFOなど今では物足りない機能が目立つ。
2002年にピコ6Sの動作確認用としてYahoo!オークションにて入手。
同時に10WリニアアンプPL-6010も付いてきたが自宅から声を出すことは滅多にないのでFT-690の座布団がわりになっている。
流石に20年以上の年月を経た機種なので出力も落ちており、fズレも起きていた。
幸いにもマニュアルが付属していたので記載の手順で簡単な調整を行ったが2kHzほどのfズレは矯正できていない。
1度だけ筑波山へ持っていったが内蔵の1.5mホイップアンテナでもそこそこの運用は可能だった。 FT-817を購入した今では機能的に劣る機種となってしまうが、当時あこがれの機種だったことと、古き良きアマチュア無線の雰囲気を残していることから現在も持っている。
FT-817に唯一勝っているのは単二電池によるスタミナ程度だろうか…
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