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GPZ900R (2013/04)
ハンディ無線機の装着

アマチュア無線の資格は持っているが、今までバイクを運転中に使うという発想は全く持っていなかった。(そこまでして通信したいと思わない)
しかし、持っているハンディ無線機は広域帯受信機能も持っており、これはFMラジオとして十分に使えるのではないかと今頃になって気がつき、GPZ900Rでキャンプツーリングへ出かける時の暇つぶしと情報収集に使うべく装着することにした。

まずはアンテナの設置を先に行う。
無線では無線機本体よりもアンテナの設置状況で結果が大きく変わるので手を抜けない場所になるが、更にバイクでの運用となるので四輪以上に振動対策が求められ、確実な取り付け方法が必要だ。

結果的に一般的な取り付け方法であるナンバープレートへ装着するアンテナブラケットに落ち着いた。
アンテナを装着する箇所はM型接栓、最初は小型で手軽なBNC接栓も考えたがアンテナが走行中に外れて落ちてしまう可能性もあるので長距離を走ることが多いGPZ900RではM型接栓にした。(BNCタイプのアンテナはハンディ用がほとんど、モービル運用向けの風に強い製品は存在しないことも理由の一つ)
アンテナ基台を装着後、アースが車体に落ちているかテスタで確認してアンテナ周りの作業は完了した。

装着感を確認する意味で1本だけ持っているU/V用モービルアンテナ SG-M506R を装着してみたが、荷物も何も載んでいないGPZ900Rに装着した正直な感想は「長くてかっこわるい」。
全長が63cmあるので40cm程度の長さのアンテナを別途調達する必要がありそうだ。
全長40cmクラスのアンテナのスペックをみると、ほとんどが144MHz帯はアース必須、430MHzはノンラジアルだが2.15dBiという内容に統一されそうな勢いだ。
144MHz帯は使うことがないからいいとして、430MHz帯の利得が2.15dBiということは、乱暴にdBへ変換すると0dBということになる。
SGM-506Rを購入したのが430/144MHz帯どちらもノンラジアルであることと、430MHz帯の利得が4.8dBiというのが理由だった。
430MHz帯に出るために最初は20年以上前に購入したハンディ用のアンテナのRH-77をベランダに設置していたのだがアースが不十分なベランダ設置故にSWRが落ちない、そこでノンラジアルアンテナのSGM-506Rを購入したのだが、アマチュア無線帯の効率アップは当たり前として広域帯受信機能でFM放送を受信してみるとRH-77ではノイズの中から微かに音声が聞こえるだけだったFM横浜がしっかり入ることが判明。
キャンプツーリング時は山間部を高速や国道で移動することが多いので、この広域帯受信でも利得が高い恩恵にあやかれるのは非常に重要なポイントなので悩ましい。(ちなみにAM中波帯はほぼ全滅、こればかりは専用のローディングコイルを内蔵したアンテナを別途用意しなければならないが、それだと1mクラスの長さになるので私的には購入対象外だ)

次に無線機本体の装着になるが、この時点で手持ちのハンディ無線機はケンウッドのTH-F7とTH-45Gくらいだ。(FT-203やALM-201などの昭和なハンディもあるが、これら絶対に外で使わない懐古趣味物件なので割愛)
車体へ装着するブラケットは機種専用のものを構築してもいいのだが、将来的にYAESUのVXシリーズなどへ機種変更または追加があり得るので、ある程度は汎用的な構成にしておくのが無難だ。
とは言え選択肢は多くなく、ポータブルナビの装着でもお世話になったGPSストアへ向かう。
このお店は現物合わせ用のRAMパーツを店頭貸し出ししてくれるので、現車合わせしてから購入できるという最大のメリットがある。
店頭で幾つか試させてもらい当初の予想通りの構成でいける判断となった。
2013年度の地図更新でもお世話になる予定だ。(第二東名道路が掲載されるはず)

今回、TH-F7を車体へ設置するのに購入したのは4点。
・RAM-B-108B Vベース
・RAM-HOL-BC1 ホルダー ベルトクリップ用
・RAMP-B-238 1インチプラボール
・RAP-B-201-A 2インチプラアーム
Vベースとベルトクリップ用ホルダーは去年あたりにリリースされた品らしいが、Vベースはバイクへの装着では定番の品になっているとのこと。
ベルトクリップホルダーはハンディGPSや無線機のベルトクリップを利用して固定するので、TH-F7に限らず他の無線機でも対応できる汎用製品だ。(ベルトクリップの設定が無いYAESU VX-3などは必然と装着が難しくなる…)
ベルトクリップ用ホルダーに装着するボールとアームはどちらもプラパーツにした。
長期的に考えれば金属パーツにすべき箇所かもしれないが、バイクの走行振動を考えるとプラ素材にすることで軽量化になり、ベースの負担が少なくなるのでは?という考えからだ。
経年変化でパーツの破損を懸念する頃にはGPZ900Rそのものが限界に達している気がするので金属パーツに拘る理由も少ないし、また、微々たるものだがプラパーツにすることでわずかながらも安く済んでいる。

自宅に戻り、ガレージで装着した後の状態がこれ。
遠近感を掴みにくい画像なのでわかりにくいがイグニッションキーの左側、左ハンドルの根元(トップブリッジの向こう側)にハンディ無線機が設置されている。
TH-F7はボタンのサイズが小さく、運転中に操作するのは至難の技に近い。
実際にはトップパネルのエンコーダでメモリチャンネルもしくは周波数の変更と音声ボリュームの調節くらいしかできないだろう。
かろうじてFキーとM/Vキーくらいまでは操作できたが、キーパッド下側に配置されているMHzボタンなどは絶望的に操作が難しくなるし、走行中は危険なので諦めることにしている。
また、TH-F7は簡単な防水規格をクリアしているがVX-7やVX-8のようなハードな使い方は想定されていないのでフロントカウルの内側に配置し、ソフトケースを着用したままとすることで雨対策とした。
ポータブルナビのnuvi205を純正ブラケットでフロントカウル内側に設置していた時、高速走行中に激しい雨と遭遇したが走っている限りは本体への水滴はそんなに多くなかったので経験上はこれで十分だと思っている。(電源とSP/MICコネクタへの水滴くらいが心配な程度だ)


乗車中の視点で撮影しているので、ハンディ無線を設置すると運転中は燃料計が見えなくなり、左ウインカーのインジケータも半分隠れてしまう。(体を左側に移動しなければメーターパネルの点滅は見える)
もっとも、運転中でも覗き込むことで燃料計は確認することができるし、運転中は右手を離すことが難しい場合が多いので、メモリchの変更やボリューム変更などは比較的ハンドルから手を離しやすい左手に寄せておきたかった。
GHz帯の通信を行うETCのアンテナ付近にアマチュア無線機を近づけたくないのと、水温系は常に見える状態にしておきたかったので消去法で左側しか開いているスペースが無いというのが実情でもあった。

ベルトクリップホルダーの後側はこのような感じ。
TH-F7のベルトクリップの場合、しっかり挟み込んでくれるので走行中の振動や道路の段差の衝撃程度では外れないと思われる。
クラッチマスターシリンダの位置からもわかる通りトップブリッジ側に寄っているので、左右の限界までハンドルを切ってもフロントカウルやメーターパネルに干渉することは無かった。
設置場所はカウルスクリーンの内側に入るので雨天走行でも余程の大雨い遭遇しない限りレインカバーは不要と思われる。(TH-F7は「JIS4級防沫とMIL-STD810C、D、Eをクリア」となっているので、軽い水飛沫は余裕でガードしてくれるはずだ)
防水とは別に、操作キーの保護という意味もあって装着時にはTH-F7用に加工したICOM T-90用のケースを装着したままにするつもりなので、多少はガードの役に立ってくれるはずだ。

左フロンとフォークのトップブリッジ下にVベースを装着している。
プラアーム用のボールジョイントは前方に向けて装着し、トップブリッジの前に2インチプラアームが縦に入り、プラアームとトップブリッジの間にベルトクリップ用ホルダーが組まれている。
GPSストアの人の話だと、フロントフォークに固定できるVベースは多くの人がバイク用にRAMパーツを組む時に活用しているらしく、意外と定番の品とか。
3インチアームを使えばポータブルナブのnuvi用ホルダも装着できる。
ハンディ無線機を設置しない場合はステムシャフトに装着しているステムベースが不要になるのでハンドル周りがすっきりするはずだ。(Vベースがもっと早い時期に出ていればステムベースを買わなかっただろう)

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