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GPZ900R (2006/07)
ウインカー点滅不良対策

GPZ900Rのウインカー点滅が左右ともにおかしくなって、点灯し続けることが時折発生していた。
最初はイグニッションキーの配線部分かとおもっていたが、点灯中にキーをグニグニしても変化がみられないので原因を探しあぐねていた。
実はウインカーリレーの新品も一つ手元にあので一度は装着してみたのだが、それでもウインカーの点滅が停止して点灯し続ける状態が発生してしまい、走行中・信号待ちと関係なく発生するのでリレーの劣化などではないと思う所までしか追い込めていなかった。(ウインカーリレーは新品を外して古いリレーに戻した。)
例によって整備マニュアルの配線図を眺めていると電気的なトラブルを引き起こしそうなパーツはイグニッションキーとウインカーリレーしか見当たらず、残るはハンドルのメカニカルスイッチとヒューズボックスだけとなる。
ハンドルのウインカースイッチ(メカニカルスイッチ)はCRC流し込みで対処済み、というか変化ナシなので原因とは思えなかったことから念のためにとヒューズボックスの点検を行うことにした。

ウインカーの点滅不良はヒューズボックス周辺にあると判断。
配線図を確認したところで現物確認。

ヒューズボックス内の出ブリッジタイプのヒューズを確認するも断線は認められず、ヒューズボックス内のウインカーリレーも正常にカチカチと規則的な音を奏で…という所で「ジー」と音を立ててウインカー点灯しっぱなしの状況が再現。
手でウインカーリレーをグニグニと押し込んでみると再び点滅を始め、手を離しても点滅している。再びウインカーリレーを手で押して見ると今度はジーと音を出して点滅を停止、ウインカーは点灯したまま。
原因の部位特定に大きく前進。
イグニッションをOFFにしてウインカーリレーを外し、ソケット奥の接点にCRCを軽く流し込んでリレーを戻してからイグニッションONで再び点滅確認を行うが、手でリレーに圧力をかけると再び点滅。ここで予備パーツの新品リレーを装着して点滅中に圧力をかけると同じように点灯したりしなかったり。どうやら原因はヒューズボックスのソケット側にあるようでリレー単体ではない裏付け、というか現象の再現確認が取れた。

ヒューズボックスを外して裏側を見ると…キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ナ━イ!!!!
7万キロの汚れというか、7年目の成果というか…ともかくソケットに付着した泥やホコリなどの集大成。

ヒューズボックスを外そうと裏側を見ると…
ゲッ!
6年間の成果…というか無精ここに極めり?!

ヒューズボックスの内部確認の前にこの汚れを撃退しなければ埒が明かないのでコネクタを全て外してピンソケットの奥に詰まった汚れ・変質したグリスなどを全て除去し、新たにグリスを流し込んでクリーニング完了。

洗浄剤で丁寧に汚れを落とし、グリスで保護。
ここは本来なら定期的にクリーニングすべき場所と認識。

ヒューズボックスのソケットが綺麗になったところでテスターを使ってヒューズボックスのウインカーリレー配線を探し、導通テスター状態にしてボックスに圧力を加えて見るが変化はみられず異常が確認されない。
原因はヒューズボックス裏のソケット、もしくはハーネス側ソケットにある可能性が高いと特定、ヒューズボックスの装着位置を再確認するとリアのインナーフェンダーとヒューズボックスの背面には大きなクリアランスが無く、ハーネス側のソケットがインナーフェンダーに接触しそうな位置と判明。
個人的推察は汚れなどで導通状態が不安定になったソケットがエンジンや走行中の振動で導通不良となってウインカーリレーを駆動するだけの電圧・電流を供給できなくなったと思われる。
であれば、先ほど行ったリレー側ソケットへのCRC塗布とヒューズボックス裏側ソケットの洗浄で対処されていると思われるのでヒューズボックスを車体に戻してウインカー点滅の確認を行う。
ウインカー点滅中にウインカーリレーに圧力を加えてみるが点滅に変化は見られない。
どうやら点滅不良の原因は「ソケットの汚れによる導通不良」だったらしい。

フレームに戻したヒューズボックス。
ついでに中も綺麗に拭いておいた。

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